パンドラハーツについて




以下パンドラハーツのネタバレ含みます



思いつきのままの文章です






ギルはオズとアリスが消えてから一体どんな気持ちで100年、またはもっと長い時間を生きていたのか



原作にはグレンに仕えていたとなっているし、それは理解できるが、オズとアリスが消えてから、そしてシャロンやエイダ、リーオなど、共に過ごした仲間が死んで行く様を、ヴィンスはまだ隣にいるにしても、どう受け入れていったのか



ヴィンスが消えたとき、まだこのときは直後にオズとアリスが帰ってくるとわかってないのに、100年前を共に過ごした仲間は誰1人残らなくなるのに、レイシーの墓の前でただ1人残されたギルは、表情を曇らすコマがあるにしても一体どういう気持ちだったのか




オズとアリスと再会を果たすも、自らの命は長くないとわかっているギルはこれからどうするのか




大好きな人の間で長い人生に幕をおろすことは、幸せで悔いのない最後を迎えるのは、本当に良かったと思えるものの、じゃあ再び世界に戻って来たオズとアリスはギルのいない世界でどう生きて行くのか












あまりにも感情が物語に引き込まれすぎて結末がうまく飲み込めていません





オズとアリスとの再会を約束して離れ離れになった後はまだ、死んで行った仲間以外は全員います



ギルも最終巻では自ら100年後の再開を約束できるほどに心が成長していますが、ギルのその後がわからなさすぎてモヤモヤしすぎて自分でも何が言いたいかわからない



シャロンとレイム、バルマ公とシェリル、エイダ、ヴィンスなど、その後がはっきりわかっている人に比べギルの情報は少なすぎないか……



いやヴィンスやロッティとともにグレンに仕えていたのはわかるけど、一体どんな気持ちで100年も、周りが死んで行く中、オズとアリスを待っていたのか



仮にヴィンス以外が80で死んだとすると、あとの20年間はどんな気持ちでヴィンスと2人、本当に世界に帰ってくるかもわからないオズとアリスのことを思ったのか



更に、ヴィンスの身体も限界にきているとわかった時点から1人でどうしようとしたのか



ヴィンスが消えたのちもオズとアリスが現れない確率の方が高いのに、これからは1人で待ち続けないといけないと思った瞬間は










さっきから同じことばっかり書いてますね……




このパンドラハーツという物語は、幸せなはずなのに悲しい、辛いはずなのに嬉しい、と、とにかく心を掻き乱された物語でした




わたし自身、完全なハッピーエンドじゃない物語に慣れていないため、最後の幸せなのか、それとも悲しいのか、どう解釈しても腑に落ちない終わり方がパンドラらしと言えばそうですが、中々受け入れられずにいます



あまりにも多くの大好きなキャラクターが命を落として、主人公までもが消えてしまう



戻ってこれてもそこにはギルしかいない世界かつ、ギルはもう少しで命を終えてしまう



帰ってこれて良かった、ヴィンスが消えた悲しみをオズとアリスがすぐに帰って来てくれたおかげで半減することができた、と思いつつもやっぱり幸せな最後を思い浮かべることができない



最後まで生き残った個々のキャラクターの最後は本当に幸せだったと思うことができるけど



やっぱりパンドラハーツ全体としての最後はどうしても悲しいと思ってしまう



これが最高の終わりだとわかっていてもハッピーエンドを望んでしまう自分がいる




物語に描かれていることだけで納得することができれば一番いいけど深読みしすぎた果て自滅する



やっぱりキャラクターの死が受け入れられない



エリオットに始まり、ブレイク、オスカーおじさん本当に生きていて欲しかった皆んなが死んでしまった……



ブレイクは最初から余命一年と言われていたからなんとなく死ぬのかは想像できていたけど、人気があるから死なないんじゃね?って思ってた私は甘かった



パンドラはそんな物語じゃない



ちゃんとそのキャラクターが生きる理由、意味を示して、その結果、最後死ぬ者もいる



理解しているはずなのに気持ちが追いつかない



唯一の救いは、ギルが死ななくて、オズとアリスと再会を果たせたことか



そもそもギルはオズが人形だったことも、自分の人生が一体どんなものだったのかも一気に判明しすぎてギルに一体どれだけの心の負担がかかったか想像するだけでもう……



オズが針を一周させることを何度も何度も3人で話して考えたと言ってたけど本当それを受け入れるのにどれほど苦労したんや……



ギルの過去は辛すぎて今の世界はギルにとっては幸せかもしれないけど、私からしたら十分に辛く見えて辛い








割と公式カップルが多かった中、途中エイダとくっつく覚悟もしていたけど最終的には結婚せず、オズとアリスを待ち続けたギルには嬉しくもあり、辛くもある…



可愛い奥さんと2人でオズとアリスを待つ未来、受け入れ難いけどギルはその方が幸せかもしれないと思ったらエイダとくっついて欲しかったと思う気持ちもなくはない……やっぱり無理



ただエイダは一般人かつ父も叔父も兄もエリオットもなんか周りにいる人皆んな残酷な形で消えて行き、更にはヴィンセントも目の前から消えてしまう……ついでに家も崩壊する


本当に一番不憫で可哀想なのはエイダかもしれない……


と思えばギルとくっつくとウィンウィンかもしれないが、ヴィンセントを忘れてギルとくっつくエイダが想像できないので無理…



結局ギルの幸せよりも自分が納得いく結果に終わり良かった良かった、良かったのか…………








ギルは母に捨てられてからオズとアリスと過ごし命を落とすまで、幸せだったのか






幸せだったらいいのに




幸せだったらそれでいいよ



私は、やっぱり物語に描かれていないギルの心情が気になって決してスッキリしてはいないけど、ギルが幸せならそれでいいです









決して良好とは言えなかった兄弟関係は長い年月をかけて揺るぎない絆の関係で結ばれ




自身の片腕を放って、かつてのマスターを裏切ってまでも尽くしたいと思える人物に出会え



エリオット、オスカーおじさん、ブレイク、と沢山の大切な人を失っても強く一緒に行きていける仲間がいて




オズとアリスに再開できたこと







こう考えると、辛いことの方が多かったかも知れないけれど、幸せだってこんなに沢山ある





ギルだけに関わらず、パンドラハーツには色んな痛みも幸せもあって本当に沢山のことを考えさせられました



辛いことに目を向けていたら幸せなんて見つかるわけがないもんな







パンドラハーツ本当にありがとう